豪州フットボーラーズ
COLUME

(オーストラリア)2015 ACL Kashima Antlers in Sydney②(サッカー)

2015.4.5

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鹿島アントラーズが到着した当日、午後より予定されていたトレーニングのグラウンドまでは滞在先のホテルからバスで約45分程。ここでトニーニョ・セレーゾ監督から、ボールを使わない軽めのランニングメニューだけなので、近場でトレーニングできる場所はないか?との注文が入ります。滞在ホテルが僕の近所で、普段僕がサッカーをしているグランドが近くにあるが、土曜日なのでサッカーの試合が行われているかもしれない、と言ったところ、軽いランニングとストレッチをするだけなので、サッカーの試合が行われていても、周りのスペースを使えばいいとの事で、急遽、僕の近所のパーク(といっても天然芝のサッカーグラウンドが2面あります)で、トレーニングを行う事になりました。

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極めて普通なローカルなパークに大型バスが停まって、鹿島アントラーズの選手達がぞろぞろと出てくる姿に、丁度通りかかった通行人や、パークでオージーフットボールをしていたオーストラリア人もビックリした表情でした。

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今回はなんと、鹿島さんから鹿島アントラーズのロゴ入りのナイキのポロシャツと、アントラーズオフィシャルネクタイを頂いたので、ポロシャツは、早速初回の練習から着用させて頂きました。気分は既にアントラーズスタッフの一員!

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トレーニング自体は、軽めのランニングとストレッチで、40分程で終了。こんなに急なグラウンド変更で、こんなに素晴らしい天然芝でトレーニングができてしまうのも、オーストラリアならではですね。

そして急遽、トニーニョ・セレーゾ監督が夕方に行われるリーグ戦のワンダラーズの試合を観に行きたいという事で、スタッフ、コーチの方と4人で、ワンダラーズの試合場へ向かいました。

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この席のチケットは、ワンダラーズ側から用意された特等席で、写真後ろのラウンジでは食べ放題、飲み放題という事で、前半はほとんどこのラウンジで食べて飲みながら、試合観戦をしていました。気分はまさにセレブ!(笑)。後半は、トニーニョ監督の試合の分析を一生懸命耳を傾けてつつも、今回の戦いでの勝利の為、自分が持っているワンダラーズに関するありったけの知識を、監督とコーチの方に説明をしました。ちゃんと仕事はしています。(笑)

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まーこんな2ショット写真もあるのですが、実際はトニーニョ監督はあまり英語が喋れず、会話らしい会話は殆どしていません。(笑)

しかし、試合中の監督のリアクションが、まー凄かった!ワンダラーズとアデレードとの試合だったのですが、アデレードのアルゼンチン選手がシュートを撃てるところをドリブル突破にこだわり、チャンスを何回かふいにしたのですが、その度にジェスチャーを交えて叫んでました。さすがブラジル人!本当にサッカーを愛してる!(笑)

試合終了の少し前に、会場を後にして車を出発させようとしたのですが、なんと車を停めたスタジアムのパーキングエリアから試合終了後20分間は通行人の安全の為、車を動かせないとの係員の指示に、監督は激怒(笑)。生命に関わる薬を飲みにホテルに早く帰らなければならないと言ってみろとか、強引に突破してみろとか、運転手兼、英語通訳の僕としては、困ってしまいましたが、強引に突破しようとしたら警察に捕まって大ごとになる、と説明したところ、諦めモードになりました(笑)。本当にラテンパワーは凄い!

という事で、鹿島アントラーズのシドニーでの初日は終了しました。

2015 ACL Kashima Antlers in Sydney③に続きます。

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