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COLUME

(オーストラリアサッカー)一年ぶりにあの男がピッチに戻ってきた

2019.5.2

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昨年の11月末、僕のLINEに、一通のメッセージが届いた。

【ただしさん、お久しぶりです。ご無沙汰しております。 今年日本に帰り、サッカーも辞めて日本で仕事していたのですが、もう一度サッカーをしたいと強く思うようになり、来年オーストラリアに戻りプレーすることを決めました。】

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オーストラリアでの一年目、2016シーズンには、Illawarra Premier Leagueに所属する、Albion Parkでプレー。

チームは、llawarra Premier Leagueファイナルシリーズ優勝、個人としても、決勝戦のMVP、そしてリーグ最優秀選手選手に輝き、オフシーズンには、Illawarra Premier Leagueの全てのチーム、そしてNPL1Wollongong Wolvesからオファーを貰った彼。

それらのオファーを蹴り、NPL1の強豪、Blacktown Cityの練習に参加。

契約直前まで行くものの、足を負傷し、その影響でBlacktown Cityとは契約できず、Albion Parkで2017シーズンもプレーする事になる。

このAlbion Parkで、2016シーズン程の輝かしい活躍を見せる事はできなかったものの、FFAカップでは、NPL1Hakoah に圧倒的な存在感を見せつけ、このクラブから2018シーズン契約の打診を受けた。

そんな輝かしい実績と、突出した実力を持っているプレーヤー。

【奥野将平】

この男が、オーストラリアへ戻ってきた。

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【2016年、IPLファイナルで大活躍をした、奥野将平の動画】

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2016年のオフシーズン、AリーグのCentral Coast Marinersとの練習試合で、現在はKリーグの、仁川ユナイテッドでプレーするKwabena Appiah-Kubi (右)と、マッチアップした奥野。

このKwabenaをして、【Aリーグでプレーできるだけの実力を十分に持っている選手】言わしめたパフォーマンスを見せた彼の、2019シーズンの最低限のノルマは、NPL1でプレーする事である。

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約一年間、サッカーのピッチから離れていたが、その技術は全く衰えてはいなかった。

NPLクラブ同士の練習試合では、練習生ながら、チームの中心として攻撃をけん引し、このチームに不可欠な存在だという事を見せつけた奥野。

オーストラリアへ戻ってきてから約二週間後、2016シーズンにFFAカップで対戦した相手である、Hakoah FCと、2019シーズンの契約を交わし、ついにNPL1の舞台へ足を踏み入れる事に成功した。

僕が今までサポートしてきた100人近くの日本人選手の中でも、トップ3に入る実力を持っている奥野将平。この彼がNPL1という舞台で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?

今から楽しみで仕方がない。

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