Balmain Tigersの20歳以下のチームでプレーする日本人コンビ、長廉太朗と田中心晟。私生活でも同部屋で寝食を共にし、このチームでも息の合ったプレーで勝利に貢献している彼らのお蔭で、第15節を終了した時点でBalmain Tigersは1位と勝ち点差で1点差の4位につけています。そんなファイナルシリーズ進出の可能性が現実的となっている中での第16節は、リーグ戦7位と中位争いをしているStanmore Hawksとの試合となりました。
20歳以下の試合とはいえども、3人までオーバーエイジの選手が使える為、チームの中には右の選手の様なオッサン選手もプレーしています。
この日、オーバーエイジ枠でゴールキーパーのポジションを務めた藤原弘樹。当初、本格的にサッカーを全くプレーする予定がなかった藤原弘樹ですが、ケガや仕事の等の事情でBalmain Tigersのトップチームとアンダー20のゴールキーパーがいなくなり、そのタイミングで数年前に Balmain Tigersでプレーをしていた藤原の話をBalmainのオーナーにしたところ、初回の練習参加で契約となりました。
Balmain Tigersの今シーズンのホームグラウンドでもあるこの会場は、シドニーの中心街から歩いて20分程とアクセスしやすい場所にある為、多くの日本人サッカー仲間や選手達の友人もたびたび観戦に訪れる場所です。
日本のお母さんも、このブログでの息子の写真を楽しみにしているという田中心晟。
セットプレーでのキッカーを任されている長廉太朗。
日本から応援してるお母さんの為に、田中心晟の連続ショットをどうぞ!
プレッシャーにきた相手を吹っ飛ばしながらのドリブル突破を見れると思いきや、相手に体を入れられてボールを取られてしまう田中心晟。さらに上を目指すには、こういった場面でもキープきるようになる必要があります。
ゴールを決め、喜びを分かち合うBalmain Tigersの選手達。
長廉太朗と田中心晟を中心とした攻撃陣、そして1失点は喫したものの、試合を通じて安定したパフォーマンスを見せた藤原弘樹の日本人勢の活躍もあり、試合は2-1でBalmain Tigersが勝利し、更にファイナルシリーズが一歩近づいた試合となりました。
(写真撮影:寺本貴生)
豪州フットボーラーズ