大学卒業後にFC岐阜セカンドに入団するものの、チームでは中々出場機会に恵まれず、環境を変えるために今回のオーストラリアでのチャレンジを決意した、森京次22歳。
センターバックからサイドバック、ボランチと、守備的なポジションならどこでもプレーできるバーサタイル(適応範囲が広い)プレーヤーである森。この森がシドニーへ渡航してくるタイミングで、Illawarra Premier Leagueに所属するイタリア系クラブ、Port Kembla FCのオーナーから、ボランチを探しているという連絡を受け、彼を早速このクラブの練習に連れて行きました。
対人の強さには自信を持っているという森。強靭なフィジカルを誇るオーストラリア人相手に、その強さがどこまで通用するのでしょうか?
紅白戦を前に、監督から英語での指示を直接受ける森。英語でのコミュニケーション能力も、クラブと契約する為の重要な要素である事には間違いありません。
この紅白戦でのパフォーマンス次第で、契約できるかできないかが大きく左右される事を、森も十分に熟知しています。
球際での競り合いも負けていません!
闘志みなぎるこの表情!
オーストラリアでの初の練習参加で、十分に自身の実力アピールできた森。果たして監督の評価は?
今シーズンよりPort Kembla FCの指揮を執っている、元AリーガーのNoel Spencerは初練習後の森に対して 「テクニックの高さだけでなく、このリーグでプレーするのに必要なフィジカルの強さも持っている。契約を前向きに考えたい」 と高く評価をしてくれました。
そして今週の月曜日、Port Kembla FCと契約を交わした森京次。国際移籍手続きの関係で、今週末の試合には出場できませんでしたが、練習 での紅白戦ではスタメン組のボランチでプレーしているだけに、即戦力としての活躍が期待されます。
豪州フットボーラーズ