今シーズン、シドニーから新たな活躍の場を求めて、メルボルンでプレーしている選手が2人います。
2017シーズンの前期を、Illawarra Premier Leagueに所属するCringila Lionsでプレーした後、6月に、Victorian State Leagueに所属するPreston Lionsへ移籍した片山昌。
2017シーズンの前期を、NSW State Leagueに所属するBankstown Unitedでプレーした後、片山と同じタイミングで、Victorian State Leagueに所属するPreston Lionsへ移籍した宮崎隆二。
1947年にクラブが設立され、80年代には当時のオーストラリアのトップリーグ(NSL)にも所属していたPreston Lions。現在は州3部に所属し、今シーズンは第16節が終了した時点で12チーム6位と、現実的に昇格はかなり厳しいものの、数年で州のトップリーグへ返り咲く為の、施設、選手に対する積極的な投資を行っています。
この日の相手は同じマケドニアコミュニティーで、リーグの首位を独走するAltona Magic。マケドニアダービーというだけで、選手達やサポーターも、普段の試合より5倍ぐらいヒートアップします。そして片山、宮崎の2人も、このAltona Magicの練習に参加して契約に至らなかったという経緯があるだけに、このマケドニアダービーにかける意気込みは相当なものがありました。
首位の相手に見事に勝利を収めたPreston Lions。片山、宮崎の2人もスタメン出場し、ゴールこそならなかったものの、チームの勝利に貢献する素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと、監督は話していました。
豪州フットボーラーズ