清々しいぐらい、90分間休みなく、ピッチを縦横無尽に駆け回る男、宮元凌。
NSW State Leagueに所属する、Bankstown Unitedの20歳以下のチーム右サイドバックとして、レギュラーシーズン22試合にフル出場。チームのファイナルシリーズ出場に大きく貢献しました。
チームメイトで同級生の田川慎太郎からは、【オーバーラップするタイミングが絶妙なだけでなく、そこからフィニッシュまで持っていける技術も持っている】と、かなり高い評価を受けている宮元。この日の試合でも、最終ラインで相手ボールを奪取したかと思えば、右サイドのスペースを駆け上がり、味方フォワードに絶妙なパスを出すなど、攻守に渡って素晴らしい活躍を見せてくれました。
昨年は、同じNSW State Leagueに所属する、FC Gazyの20歳以下のチームで、背番号10番をつけて攻撃的なポジションでプレーした宮元。
得点こそ昨年と比べると少ないものの、本人は本職である右サイドバックの方が実力を発揮できると感じており、このポジションで、より実力に磨きをかけたいという強い気持ちを持っています。
2011年3月11日に起きた震災を、宮城県で経験しているだけに、サッカーができるありがたみを、常に感じているという宮元。
一つ一つのプレーに、魂がこもっています。
足元の技術は、もう少し磨く必要があるかな。
この試合、ひいき目なしで、ピッチ上の22人のプレーヤーの中で一番、【観衆の心を捉える】プレーを見せてくれた宮元。
宮下が選ぶ、【マン・オブ・ザ・マッチ】に、見事選ばれました。とはいっても、賞金や賞品は何もありませんが(笑)。
引き続き、気持ちの入った熱いプレーを見せてくれよ!
【この試合の模様と、インタビューの模様を撮った動画はこちらから[E:up]】
豪州フットボーラーズ