レギュラーシーズンを残り2節を残す時点で、降格争いの渦中にいるWoonona Sharks。最下位のチームと勝ち点が同率ながら、得失点差で辛うじて上回っている中で迎えたこの試合で、はたして勝ち点を奪って、崖っぷちから脱出できるのでしょうか?
Woononaの左サイドバックでの出場となった、【ウッチー】こと、武内隆司。タフなオーストラリアリーグで揉まれているせいか、以前より顔つきが引き締まった感じがします。
彼のストロングポイントは、このヘディング。上の写真のシーンを含め、この試合で【ウッチー】がへディングで競り負ける事は、ほとんどありませんでした。
サイドでの一対一の攻防も、冷静に対処する【ウッチー】。
Albion Parkでプレーする、昨シーズン年間MVPの奥野将平。
2106シーズン、岩内陸、東洸太郎と共に驚異の攻撃力を見せ、Albion Parkのファイナルシリーズ優勝の立役者となった奥野将平ですが、昨年末の怪我の影響で、100パーセントのコンディションでないまま、2017シーズンの開幕を迎えました。
Albion Parkに今シーズン加入した、川崎谷輝。奥野将平と大学の同期なだけに、この日も2人の息の合ったプレーが、随所で見られました。
この試合を決めた川崎谷の一振り。この一点が決勝点となり、Albion ParkがWoononaを1-0で下しました。
チーム自体は、ファイナルシリーズに進出できるかできないかというボーダーライン上にいるものの、相変わらずの存在感を見せてくれた奥野。
既にNPL1のクラブからの、来シーズンのオファーがあるだけに、来シーズンの奥野の動向が注目されます。
チームは惜敗したものの、終始安定した守備を見せ、この日の【宮下が選ぶMVP】に選ばれた武内。
この次の試合の、第21節の試合も敗戦したWoononaですが、幸いにも降格争いを演じているPictionも第20節、21節と敗戦したため、最終節である第22節の両チームの直接対決で、降格チームが決まる事になりました。
はたして、【ウッチー】が所属するWoononaは、IPLに残留できるのか?決戦の日は明日(8月27日)です。
豪州フットボーラーズ