鹿島アントラーズのシドニー滞在2日目、この日の練習は午前10時から、NSWサッカー協会がある施設の中のグラウンドで行われました。
眩しすぎるぐらいの晴天日となったこの日は日曜日という事で、施設内の他のグラウンドで小学生、中学生年代の試合が行われていたのですが、試合が終わると多くの子供達、そして保護者達が、アントラーズの練習に見入っていました。
練習内容は、ハーフコートを使っての4対4での攻撃、守備の練習、そして攻撃陣はシュート練習、守備陣はクリアの練習とバックラインからのビルドアップの練習、最後にコーナーキック時の守備の確認、といったメニューでした。
昨年のフロンターレ、そしてサンフレッチェの時もそうでしたが、今回もアントラーズで顔を名前が一致する選手は数名、小笠原、本山、曽我端、柴崎選手ぐらいで、あとは顔さえも見た事がない選手が殆どという中、練習、試合を通じて今回の遠征で一番印象に残った選手は、金崎 夢生選手、とカイオ選手。金崎選手は180センチを超す身長にも関わらず、テクニック、スピードもそこそこあり、何よりも、球際に激しくいくところが素晴らしい。そしてカイオ選手のキレキレのドリブルにビックリしました。既に本田圭介よりもうまいと思うので、ぜひ日本に帰化して、日本代表に入って欲しい！それと、本山選手も35歳という年齢にも関わらず、想像以上にキレのあるラン、ドリブルを見せていたのが驚きでした。3人とも気さくな性格で、ファンサービスも快く行っていたという所も好印象でしたね。
この日の練習は非公開ではなかったのですが、そもそも鹿島アントラーズがシドニーのどこどこで練習を行いますよー！なんていう告知も行っていないので、日本人で練習を見に来たのは、僕の知り合いだけ。練習後には、各自お気に入りの選手達との2ショットを撮っていた彼らですが、ベテランの○○選手だけにはそのオーラーから中々近づく事が出来ず、やっとの事で写真をお願いできても、写真に映し出された彼の形相と言ったら半端じゃありませんでした。（笑）
やっぱり日本代表に入っているだけあり、柴崎選手の技術は素晴らしかったです。ただ、大人しいのか人見知りなのか分かりませんが、もう少し元イタリア代表のガッツーゾみたいな只者ではない感、殺してやるオーラ感を出して欲しいですね。（笑）
という事で、2日目の練習は無事に終わりました。
2015 ACL Kashima Antlers in Sydney④に続きます。
豪州フットボーラーズ