オーストラリア州1部のフットサルリーグに所属するSouth Coast Taipans。
このTaipansとの出会いは約2年前、当時からの監督であるボビーから、『あまりにもチームが弱すぎて、日本人選手の力が必要だ!だれかプレーできる選手はいないか?』というSOSにも近いテキストがが、僕の携帯に飛んできました。
しかしその時期はちょうどサッカーのオフシーズンで、ほとんどの選手達が日本へ一時帰国しているか、セカンドワーホリビザ取得の為に、ファームへ行っているという状況。
ボビーに『今、大半の選手達がシドニーにいないから、厳しいね。僕でいいならプレーするけど?』と、冗談交じりのテキストを送ったところ、『お前でもいいから、すぐに選手登録の手続きをしてくれ。もちろんフットサルシューズは持っているよな?』と、予想外の返答が返ってきました。
サッカーは一か月に一回プレーする程度、それ以外ほとんど運動する事がなかった、36歳のぽっちゃり体系のオッサンが、そんなこんなで、州一部のフットサルリーグでプレーする事になったのです。
フットサルなんて遊びでしかやった事がなかった僕が、フットサルオーストラリア代表選手もプレーするこのリーグで、通用するはずがありません。
前後半20分ずつで行われるフットサルの試合で、僕の一試合の平均出場時間は約2分(笑)。それもかなりお情けで出してもらっていたのですが、一緒にチームに加入した寺本貴生と長廉太朗の活躍のお陰で、逆にこのチーム内での日本人選手の評価を、かなり上げる事ができました。
そのシーズン以降、州一部のフットサルリーグを戦うには、ローカル選手だけでは厳しいSouth Coast Taipansが、日本人選手を獲得するという目的で、日本チームと練習試合を行うようになったのです。
そういった目的で行われたこの日の試合、ベンチに多くのサブメンバーを座らせるSouth Coast Taipansとは対照的に、日本チームのメンバーはサブなしの5人!
しかもこのチームは、もちろん一緒に練習した事もない即席チーム。そんな状況で、曲がりなりにも州一部リーグに所属してる彼らを相手に、一体勝負になるのでしょうか?
しかし蓋をあけてみると、前半序盤は互角の戦いを見せます。
これはもしかしたら、勝てるのではないか?
そして前後半20分で行われた試合は、あっという間に終了。果たして結果はどうなったのでしょうか?
続きは動画でどうぞ!
【シドニー日本チーム対South Coast Taipansの試合および、選手達のインタビュー動画は[E:#x1F446]からご覧ください】
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