NPLの練習試合に呼ばれた江口拓海。
この日初めて参加するチーム、もちろん監督は、彼のレベルを全く知らない。
ファーストグレード(一軍)同士の試合、18歳の江口は、カテゴリー的には一つ下になる。
そういった理由で、この試合でのプレー時間が、あまり与えられないかもしれないという事は、ある程度、予想していた。
日陰もない炎天下の中、アップをしながら出番を待つこと80分、やっと監督に呼ばれた。
慣れないウィンガーのポジションでプレーするものの、中々ボールに触れる事ができない。
刻々と、タイムアップの時間が近づいてくる。
ほとんど何もできないまま、試合終了のホイッスルがなった。
与えられた時間の中で、結果を出さないといけない事は分かっている。しかし今日は、それができなかった。
この悔しさを、次のトライアルでぶつけてみろ。
【江口拓海の試合前、試合後のインタビュー動画は、[E:#x1F446]から】
豪州フットボーラーズ