この男の存在なしには、今の僕のビジネスも存在しなかった。
ソーリー前山
前山大という本名を持つ彼。
そのソーリー前山の得意技は、アポなしてサッカーグラウンドに突撃し、選手の練習参加を、クラブに直談判する事である。
過去にNSW Premier Leagueで活躍した多くの日本人選手達も、実はソーリー前山の突撃によってクラブの練習に参加でき、契約まで至ったという、知られざる事実があるのだ。
そんなソーリーのお陰で、僕もNSWの名門クラブに日本人選手を送れただけなく、現日本代表の監督である森保一監督と約二時間ほど、お話をさせていただく機会さえも得る事ができた。
森保監督とソーリー前山の接点。同じ長崎県出身、そして同じサッカークラブの出身だという事だ。
同じサッカークラブ出身だからと言って、全く時期も被っておらず、面識もない。それでもソーリーは、その人柄と持ち前の突撃力で、こういった事を可能にしてしまう男なのである。
第28代オーストラリア連邦首相、“トニー”・アボット氏を前にしても全くひるまずに、自身の哲学を語るソーリー。
そんなソーリー前山が、Illawarra サッカー界の重要人物である、フランク氏にインタビューを行ったこの動画。
約四年近く前に撮影されたこの動画だが、当時、Illawarraリーグでプレーしてる日本人はほとんどいなかった。
その後、ソーリー前山の懸命なクラブ開拓もあり、今のように、多くの日本人選手がプレーするようになったのである。
この動画がブログの読者にとって、Illawarraという地域、そして Illawarraサッカーを理解するのに、少しでも役に立てばと思う。
豪州フットボーラーズ