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(オーストラリア)Jun Nishimuraの挑戦(サッカー)

2016.10.14

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2017シーズンもオーストラリアで残ってプレーしたい!という気持ちが神に届いたのか、ワーキングホリデービザよりも遥かに費用がかかる学生ビザでの滞在方法しかなかった34歳のJun Nishimuraにとって、2017年1月よりオーストラリアワーキングホリデービザの申請年齢上限が35歳までと変更されるというニュースは、金銭的な部分で半場諦めかけていた2年目のチャレンジを、瞬時に決心させたものとなりました。

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ビザの件もクリアし、高いモチベーションで臨んだこの日のNPL3のトライアルで、2本目からの出場となったJun Nishimura。2017シーズンより、このカテゴリーにもポイントシステムと外国人枠2枠が導入されるという事で、外国人選手には更に狭き門となりつつあるステイトリーグですが、チャレンジできる環境にいるという事自体が幸せだと常に語るJun Nishimuraにとって、結果はさほど重要ではないのかもしれません。

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日本では安定した職に就き、そこそこの給料を貰い、物質的には何一つ不自由しなかったJun Nishimuraが、33歳という年齢でオーストラリア行きを決心した理由は (常にチャレンジしている自分でいたい) という気持ちだけ。楽な事より苦しい事の方が多い海外生活ながらも、常にポジティブでいられるのは、そんなチャレンジを心底楽しんでいるからだと言えます。

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昨年のオーストラリア渡航当初に比べ、格段に上達した英語を駆使しながらオージーに指示を出すJun Nishimura。英語が上達した事に対する自信が、彼のサッカーのプレーにも自信を与えている事は明白です。

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右サイドバックというポジション柄、特にトライアルでは中々目立つ事が難しいのにも関わらず、ボールが無い場面でも常に声を張り上げながらボールを要求するJun Nishimura。彼の存在感は十分に発揮できたものの、監督は彼のプレーをどう捉えたのでしょうか?

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Jun Nishimuraの懸命のアピールが監督まで届かなかったのか、結局この日で、このチームでの彼のトライアルは終了しました。帰りの車では悔しさを抑えきれなかったJun Nishimuraですが、きっとその悔しさをポジティブなものに変え、次のトライアルに臨んでくれる事でしょう。

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シドニーで良き友人達とも巡り合えたJun Nishimura。サッカーでのチャレンジ以上に、オーストラリアで築いた人間関係は、彼の一生の宝物となる事は間違いないです。

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