2131 Views
個人的に今シーズン一番楽しみにしていたこのカード、関西大学サッカー部の先輩、後輩対決となったこの試合は、期待通りのエキサイティングな試合となりました。
過去2シーズンの佐々木周のオーストラリアでの活躍に刺激を受け、オーストラリアでのチャレンジを決めた梶山知裕。本人もこの試合を楽しみにしていたというだけあり、序盤から二人の激しいマッチアップが繰り広げられます。
トップ下のポジションでバランスを取りつつも、チャンスがあるとみると果敢にドリブル突破を仕掛けている梶山に対し、同じトップ下のポジションながら、相変わらずの超人的な運動量でピッチを縦横無尽に駆け抜け、最終ラインの守備にまで顔を出す佐々木周。他の選手とは明らかに違ったクオリティーをピッチで放つこの二人の一進一退の攻防に、観客も釘付けになります。
今シーズンは昨シーズンのように中々ゴールが取れていないものの、チャンスとみると鋭いゴール前への動き出しで得点を狙う佐々木周。
Sutherland Sharksと契約する前に、Blacktown Spartandsの練習に3週間ほど参加していた梶山。それだけにBlacktown Spartandsの選手達も、梶山の怖さを十分に熟知しています。
前を向いてボールを持つと、もはや相手はファールでしか止められない位、このリーグでは卓越したドリブル能力を持つ梶山。何回も言いますが、見ていてワクワクする選手です。
球際も激しく!
Aリーグから数人を補強し、昨シーズンよりも期待された今シーズンのBlacktown Spartandsですが、現在の順位が示す通り、何かが噛み合っていないBlacktown Spartands。選手の経歴だけを見ると、十分に首位争いをしていてもおかしくないのですが、、
ケガの影響で、後半40分から出場した中村風太の頑張りも虚しく、試合終了間際の梶山のミドルシュートが枠をかすかに外れ、スコアレスドローで終わったこの試合、下位争いから抜け出したい両チームのとって、この日のドローは悔やまれる結果となりました。
しなしながら、この日の活躍で週間ベストイレブンに選ばれた梶山。今までも十分にベストイレブンに選ばれる位の活躍を見せた試合があっただけに、やっと選ばれたかというのが個人的な感想ですが、シーズンも中盤に差し掛かってきているだけに、ここから更にギアを挙げて個人の記録にもこだわっていって欲しいです。
Tomohiro Kajiyama was everywhere for Sutherland, pressing well in attack and setting up his strikers with clever balls. The Japanese import almost latched onto a cross as he attempted a header in the dying minutes, but was unlucky to see the ball fly over his head. By full-time, no side had been able to break the 0-0 deadlock.
豪州フットボーラーズ