それにしても寒かった、今週末のシドニー。
昨日、今日と、午後5時からの試合を取材に行ったのですが、試合終了のホイッスルが鳴るや否や、選手のインタビューも行わずに、車に一目散に駆け込んだ位の寒さでした。
そんな、寒さと戦いながら撮った写真を、どうぞご覧ください!
キックオフから多少遅れて会場入りした際、一番初めに視界に入ってきたこの男。
佐藤辰哉
2018シーズンはシーズン途中から、Illawarra Premier Leagueに所属するCringila Lionsで主力としてプレー。
そのパフォーマンスを評価され、同クラブから2019シーズンの契約延長のオファーを貰ったのにも関わらず、2019シーズンの開幕前に、戦力外通告を受けます。
この、開幕前の契約解除って、オーストラリアの州リーグでは結構あるんです。
選手にとっては、相当なダメージである事は、言うまでもありません
だって、開幕目前にして、また初めからチーム探しをしないといけないんですからね。
そんな佐藤に手を差し伸べたのが、Illawarra Districk Leagueに所属する、Shell Cove FCでした。
2018シーズンの彼の活躍ぶりを知っていたこのクラブの監督が、好待遇でオファーを出してくれたのです。
しかしシーズン開幕から約2か月後、成績不振により監督が解任されてしまいます。
自分を獲得してくれた監督が去り、このクラブでプレーするモチベーションを完全に失ってしまった佐藤は、退団を決意。
そこから複数のチーム練習に参加し、NSW State Leagueに所属する、Hurstville Minotaursから契約のオファーを貰う事に成功ました。
この日、水を得た魚の様に、生き生きとプレーしていた佐藤。
ところでこの日、彼がボールを持つ度にチームメイトが、
【SATO!】
と呼んでいるシーンが、とても気になりました。
今まで所属していたクラブでは、
【Tatsu】 や 【Tatsuya】と呼ばれていたのに、なぜ【SATO】なのか?
今まで僕がサポートしてきた中でも、佐藤という姓を持った選手は数名いました。
しかしチームメイトから【SATO】と呼ばれている選手を初めて見たので、本人に直接聞いてみると、
【つ、の発音がしにくいらしくて監督がsatoって呼んでて
みんなsatoになりましたね笑】
といった経緯だそうです。(笑)
それにしても、みんなどれだけ佐藤の事が好きなのか。
この試合で一番ピッチ内から聞こえた言葉は正に、
【SATO】
でした。
その張本人である【SATO】からは、90分間、一声も聞こえては来ませんでしたが。(笑)
佐藤の伸び伸びとプレーしている姿を見て、
オーストラリアでの3チーム目となる、Hurstville Minotaursでのプレーはやり易くない?
と質問したところ、
【はい笑
サッカーの部分は難しい部分はちょっとあるんですけどチームメイトとかはフレンドリーなんですぐ馴染めましたね】
との答えが。
そりゃー、あれだけ【SATO】を試合中に連発するチームメイトは絶対にフレンドリーでしょ!と僕は思ったのでした。
昨シーズンからこのクラブでプレーする、高橋伸。
今回は【SATO】が主役なので、写真はこの一枚のみです。(笑)
もう一枚、ありました。(笑)
このシーンの後、小競り合いがあったとか?
僕、宮下は、この試合では新しい機材と共に、動画撮影を行いました。
さて問題、
その新しい機材とは、一体何でしょう?
正解者の中から先着で一名様に、シドニーで一番おいしい担々麵をご馳走します!
最近、新しい一眼レフの購入を考えているのですが、上を見始めたらキリがない!
だからと言って、中途半端なもので妥協もしたくないんですよね。
投資してくださる方、ご連絡をお待ちしています。(笑)
豪州フットボーラーズ