暑い日が続くシドニーですが、日本からのチャレンジャー達もシドニーの暑さに負けないぐらい、熱くチャレンジに挑んています。
今回の動画に出てくるチームであるFraser Park FCは、このプロジェクトを始めた7年ぐらい前からお世話になっているクラブで、スーパーリーグ(州2部)に所属していた当時からプレミアリーグ(州1部)昇格を目指して、選手や設備やらにお金を投資してきました。
シドニー中心部から電車で10分という絶好のロケーションという事もあり、外国人枠が存在しなかった当時には、ワンシーズンに3人の日本人選手を送った時もあるぐらい、個人的にかなり繋がりが強いクラブでもあります。外国人選手に不利なポイントシステム、そして2枠の外国人枠が設けられた3年前ぐらいからは殆ど所属選手はいなかったものの、毎年必ずと言っていいほど、トライアルや練習参加には選手を送ってきました。
そんなFraser Park FCのオーナーから、2017シーズンの為に選手を送ってほしいと連絡が来たのが、10月の末。新しく州2部リーグに参入してきた、AリーグのチームであるSydney FCが州1部に昇格したのは知っていたものの、Fraser Park FCが州3部に降格した事は、この時の彼からの電話で初めて知りました。
2016シーズンには人工芝のグランドを作り、スタンドも大幅に増築したのにも関わらず、まさかの州3部降格。しかしながら2016シーズン途中から加入した元Sydney FCの監督であるBranko Culinaを筆頭に、2016シーズンの中心選手の殆どがチームに残留するという事で、1シーズンで州2部リーグへの復帰を目指す為の準備はある程度整いつつありました。
そのような状況での、Fraser Park FCの州2部昇格の為の最後のパズルの一ピースとして、外国人選手を探しているというオーナーの懇願にも近い依頼に、ヨーロッパでのプレー経験がある原島弘樹を送ることになりました。果たして原島はこのクラブの契約を勝ち取る事ができるのか?このストーリーの続きは、3本の動画でお楽しみください。
果たしてFraser Park FCの2017シーズンの運命は?そして原島はFraser Park FCの救世主になれるのか?引き続き、Fraser Park FCの動向を追っていきます。
豪州フットボーラーズ