Illawarra Districk Leagueのファーストグレード(1軍)の決勝戦に駒を進めた、Helensburghの3人の侍たち。
2017シーズン最後となるこの試合後に、優勝トロフィーを掲げる事ができるのでしょうか?
試合開始まで時間があったので、会場から車で10分ほどにあるビーチでくつろぐことに。
ベンチに座り、海を眺めながら思索にふける、藤田カメラマン。これから始まる戦いに向けて、精神統一をしているのでしょうか。
試合開始に先立ち、オーストラリア国歌の斉唱が行われました。
相手チームのサポーターよりも圧倒的に多い数の、Helensburghのサポーターがスタンドを埋め尽くしたこの試合。この大勢のサポーターの前で負けるわけにはいきません!
前の試合と同様、この試合もフォワードのポジションで出場した加藤成幸。
ボランチで出場した三谷佳。
左サイドバックで出場した岡本潤哉。
両者とも見せ場を作るものの、決定機には至らず、試合は0-0で後半に突入します。
給水タイムに選手達にハッパをかける、監督兼プレーヤーのブラッド。この試合での彼の出場はあるのでしょうか?
延長に突入かと思われた後半43分、サイドのクロスからのヘディングで、相手チームが先制します。
最後の望みをかけて、ついにブラッドが自分をピッチに投入!ロスタイムに奇跡は起きるのか?
ブラッドを前線に配置し、パワープレーで相手のゴールを脅かすものの、結局ゴールを割れず、無情にも試合終了のホイッスル。この瞬間、Helensburghのファイナルシリーズでの快進撃に、終止符がうたれました。
決勝で敗れはしたものの、今までファイナルシリーズにも進めなかった弱小チームであるHelensburghが、今シーズンここまで来れたのも、3人の侍たちの力によるものが大きいという事は、このクラブの誰もが知っている事実です。
【この試合の模様が、現地のスポーツニュースで放映されました☝】
この試合で攻守に渡って大活躍を見せ、宮下が選ぶMVPに選ばれた三谷佳。
日本での社会人生活を辞め、オーストラリアにサッカーチャレンジをしに来た三谷の口から、オーストラリアに来て本当に良かったという言葉を聞いたとき、もっと多くの若者たちに、オーストラリアでチャレンジする道を開いていきたいと強く思いました。
【10月の中旬から、2018シーズンのトライアルがスタートします。既に2018シーズンのチャレンジャー数人がシドニーに到着しているだけでなく、10月から2月にかけて、多くのチャレンジャー達がシドニーへ渡航予定です。サポートできる人数が限られている為、2018シーズンのチャレンジをお考えの方は、お早めにご連絡ください!】
豪州フットボーラーズ