ここ数年の間、オーストラリアでプレーする日本人選手の数が、急激に増えた。
個人で直接コンタクトを取り、チームと契約する選手から、知人や友人の紹介でチームと契約する選手、そしてエージェントや留学会社を使ってチームと契約する選手まで、その形態は様々だ。
以前にもブログで書いたが、 SNSが発達したこの時代、ある程度の英語でのコミュニケーション力があれば、オーストラリアの殆どのセミプロチームと、自力でコンタクトを取る事ができる。
練習自体に参加できるかできないかは、クラブの判断次第だが、そこそこの経歴と実績があれば、クラブ側だって一回ぐらいは見てみよう、という流れになる事には間違いない。
今後、さらにSNSでの情報を基にした個人での練習参加といった風潮が加速すると予想される中、僕の様な、俗にサッカーエージェント(?)と呼ばれている人間は、その存在価値をどこに見出せばよいのであろうか?
そこで到達した僕の結論は、
SNSを使っての、選手のブランディングサポート
である。
選手の試合動画、写真を撮って、僕の会社のYouTubeチャンネル、ブログにアップするだけでなく、それらを彼ら自身のFacebookであったりInstagramにアップしてもらう。
それによって、日本の家族、友人に、オーストラリアでの活躍模様をリアルタイムで伝える事ができるだけでなく、新しいファンを獲得できる可能性だってある。
最近は、企業の人事担当者が、面接者の名前を検索エンジンで調べるという事は、もはや当然となっていると聞いた。
例えば、今回のブログで取り上げている【加藤成幸】を、グーグルで検索すると、
このブログでの彼の記事と、Youtube動画がトップに上がってくる。
今後、仮に加藤が企業の面接を受け、これらの【海外でチャレンジする】記事や動画を人事担当者が見たときに、それが加藤にとって必ずプラスになると、間違いなく言えるであろう。
それ以外にも、メリットしか思いつかない、【SNSを使っての、選手のブランディングサポート】。
他では真似できない、高い付加価値を持つサービスを提供し続ける事こそが、この業界で生き残っていく為の術だし、それができければその会社は淘汰されると、僕は確信してる。
僕の会社では、基本サポートであるクラブの紹介はもちろん、この業界ではどこの会社もあまり力を注いでいない、【SNSを使っての、選手のブランディングサポート】を前面に出して、他との差別化をどんどん図っていくつもりだ。
【オーストラリアで3シーズン目を迎えた加藤成幸の、初戦の結果は?】
【彼らのサッカーキャリアだけでなく、それ以上に、彼らの人生にプラスになる何を提供できるか?】
この答えを探しながら、引き続き、選手達を全力でサポートしていこうと思う。
豪州フットボーラーズ