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(オーストラリア)17歳のチャレンジャー(サッカー)

2015.7.15

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現在、NSW State League Division1の Rydalmere FCでプレーする17歳の住吉孝介。18歳以下、20歳以下、そしてファーストチームという3つのカテゴリーでプレーする彼は、高校2年生だった2014年7月の2週間の短期サッカー留学をきっかけに、オーストラリアでのチャレンジを決心、2015年1月からは通信制の高校に通いながら、オーストラリア、シドニーで自身の目標に向かって毎日を歩んでいます。

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平日の夜間に行われたこの日の18歳以下の試合では、攻撃的なポジションで先発出場した住吉。開始早々2ゴールを決め、そしてその10分後には味方が得たPKにキッカーとして立つものの、コースが甘かったキックはゴールキーパーに阻まれ、試合開始早々に訪れたハットトリックのチャンスを逃します。

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この同年代では、圧倒的な存在感を見せている住吉孝介。この試合でも攻撃の起点となり、味方にスルーパスを出したり、自身でドリブル突破をしたりと、得点以外でもオールマイティーな活躍をします。

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周りとは明らかに違うボールタッチと、オフザボールの動きを見せる住吉孝介。20歳以下のチームでも主力としてコンスタントに出場し、トップチームでも17歳ながら数試合に出場している彼は、このクラブの総監督であるTony Basha氏も、「彼は数年以内にNSWプレミアリーグ(豪2部)で活躍すると確信している」と語っています。

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3-1で折り返したRydalmereは、後半に入っても攻撃の手を緩めず、後半10分には住吉がゴール前で落ち着いてネットにボールを突き刺し、オーストラリアに来て自身初のハットトリックを記録します。このハットトリックには、Tony Basha氏も両手を挙げてガッツポーズ。

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その後も、相手の執拗なマークにあい、ファールまがいのタックルやチャージを受けた住吉は、監督の判断で30分を残してベンチに退きました。住吉が退いた後も、最後まで安定した試合運びを見せたRydalmere FCが4-1で勝利し、MVPには当然のごとく、住吉が選ばれました。

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そんな彼も、時間があるときにはサッカースクールに顔を出して子供たちと楽しくボールを蹴っています。また、日本人サッカー選手達が住む選手寮で寮母が作ったシチューをおいしそうに食べる姿は普通の17歳の少年と変わりありません。

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九州男児の3人で シドニー九州サッカー会を結成し、今後シドニーと九州をサッカーで結びつける活動を今後行っていくこの3人。住吉を含めた彼らのピッチ上のプレーだけでなく、オフ・ザ・ピッチでの活動にも注目です。

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