アンダー20の試合に引き続き行われたファーストグレードの試合では、和田正宏、掃部智寛がスタメン、高橋悠がベンチスタートとなりました。
6月のBalmain Tigersに移籍以来、チームのエースとして攻撃の中心を担っている和田正宏。日本ではジムでのインストラクターとして働いていただけに体幹が強く、日本人離れしたフィジカルプレーを武器としています。
ベンチで戦況を見守る高橋悠と藤原弘樹。
瞼の負傷で100パーセントのコンディションではないのにも関わらず、いつも通りの安定した守備を見せる掃部智寛。
前半にヘディングでの先制ゴールを決めて、チームメイトと喜びを分かち合う和田正宏。その後もBalmain Tigersは追加点を決め、前半を2-0で折り返します。
後半に入り相手に立て続けに2点を決められ、試合は振り出しに戻されてしまいます。
そして後半のロスタイム、相手の高いディフェンスラインの裏を狙ったロングボールに上手く抜け出した和田正宏が、ゴールキーパーとの一対一の状況を迎えようとした瞬間に、なんと終了のホイッスル!この終了のホイッスルにBalmain Tigersの選手達はレフリーに詰め寄るものの、当の和田は疲労困憊でその抗議の輪には加わらず。あと5秒でもホイッスルがなるのが遅かったらと考えると、なんとも納得しがたいエンディングとなりました。
(写真撮影:寺本貴生)
豪州フットボーラーズ