Illawarra Premier Leagueの下のリーグにあたる、Illawarra District Leagueに属するFernhill Foxesですが、現在2人の日本人選手がプレーしています。
昨年よりこのクラブでプレーしている辰林暁。昨年のオフシーズンから、クラブのオーナー、そして監督を始めとするコーチングスタッフ陣から、1部リーグへ昇格する為に絶対に必要な戦力として再三のラブコールを受け続け、最終的に2016シーズンもFernhill Foxesでプレーする事を決意しました。
この日も安定したセービングと正確なキックで、前半を無失点で切り抜けます。
前半だけでFernhill Foxesが2人の退場者を出すという荒れた展開になり、後半中盤に失点を喫したFernhill Foxes。この試合でのあの男の出場はあるのでしょうか?
味方にも相手にも体ごと突っ込まれるセットプレーはキーパーにとってまさに恐怖!
そして後半30分、ついにあの男が監督から呼び出されます。
長石一真、オーストラリアデビューの瞬間!
ワントップのストライカーとしてピッチに送りだされた長石。得意のターンを駆使しながら相手ゴールに迫るものの、相手ディフェンダーのプレッシャーも激しく、中々シュートまで持ち込めません。
ここで結果を出して、スタメン定着を狙いたかった長石ですが、さすがに2人少ない状態での15分の出場では結果を出す事ができず、チームも1-0での敗戦となりました。
試合後の長石のこの表情。このチームの中心選手としてプレーできるだけの実力を持っているだけに、今後の彼のプレー如何によって、今シーズンのFernhill Foxesの昇格の可能性が左右されるといっても、過言ではないでしょう。今後も長石の活躍に注目していきたいと思います。
豪州フットボーラーズ