NPL3のParramatta FCでプレーをする、竹内瑞季(20)と古川龍星(18)。
基本的にアンダー20(実質2軍)での試合出場が多いこの二人。
しかしこの日は、どちらかがトップチームでの出場もあるかもしれないという事で、期待に胸を膨らませ、試合会場へ向かった。
とりあえずは、アンダー20で二人ともスタメンスタート。
リーグで上位につけるチームを相手に、なかなかボールを保持できない展開が続く。
そして彼らも、試合を通じて殆ど見せ場を作る事ないまま後半中盤にベンチに下がり、試合は1-2で終了。
これはトップチームでの出場はないかな?と、カメラを片付け始めた時、
【古川がトップチームのスタメンで出場する】との情報が!
既にU20で60分近くプレーした後に、トップチームのスタメンに名を連ねた古川(写真前列左)。
このレベルで果たして、彼はどんなパフォーマンスを見せてくれるのであろうか?
それにしても、この日の試合が行われた、Valentine Sports Park No.3。
このグランドの夜間照明、暗すぎて僕の持っているカメラでは全然いい写真が撮れない(泣)。
ちなみにこの日の同じ時刻に、他会場で行われたNPL3の試合会場では、
こんなに明るく写真が撮れたという事実!
もはやラクビー選手としか思えないような、分厚い大胸筋を誇るこの選手。
しかし何を隠そう、彼はオーストラリア元代表、そしてイングランドプレミアリーグでのプレー経験もある、アーマド・エルリッチという大物なのである。
そんな大物と同じチームでプレーしながらも、まったく物怖じする事なく、大きな声を出しながらピッチ上を駆け回る古川。
このシーンは一体?(笑)
トップチームでの初のプレーという高揚感からなのか、前半立ち上がりは、浮足立ったプレーが目立った古川。
それでも徐々に落ち着きを取り戻し、前半中盤以降は、無難なパフォーマンスを見せてくれた。
結局、前半のみをプレーしベンチへ退いたトップチームでのデビュー戦となったが、本人はこの試合で何を感じたのであろうか?
まだまだ成長の止 まらない彼ら。
今後も引き続き、竹内、古川のチャレンジ模様を伝えていこうと思う。
豪州フットボーラーズ