この時期になると、クラブからの連絡が急増する。
【新しい選手が日本から来たら、まずはうちに連れて来てくれ!】
という、付き合いが長いクラブからの連絡から、
【お前がマネージメントする中で、一番の選手を送れ!】
という、あまり親しくないのになぜか上から目線のクラブ、
そして
【うちのクラブにも選手を送ってほしい!】
という新規のクラブまで様々だ。
どんなクラブであろうと、チャレンジャー達がプレーする場を提供してくれるのは嬉しい事である。
昨日の夕方到着したばかりのニューチャレンジャー、廣瀬澪央(ひろせ・れお)23歳。
鹿島アントラーズジュニアユースー青森山田高校ー城西大学というサッカー歴を日本で歩み、オーストラリアへ渡ってきた。
田中準也(たなか・じゅんや)20歳。
今年1月にオーストラリアでの短期サッカー留学を体験後、今回は長期でのチャレンジの為に、二週間前に渡航してきた。
トライアル生達のプレーを食い入るように見つめる、このクラブの関係者。
はたして彼の目に、二人はどう映ったのであろうか?
廣瀬、田中のチャレンジはまだ、始まったばかりだ。
豪州フットボーラーズ