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(オーストラリアサッカー) NPL 2 NSW Men’s 2017 第24節

2017.7.10

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すでにシーズンは終了していますが、NPL2 NSW 第24節、Blacktown Spartands対Mounties Wanderersの試合のレポートです。

Blacktown Spartandsの堀滉二郎、Mounties Wanderersの徳市寛人が先発で出場をしました。

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実はこの試合、僕の勘違いで試合会場を間違えてしまい、前半20分過ぎにグラウンドに到着した時には、すでにMounties Wanderersが2-0と、リードをしている状況でした。

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バルサのカンテラ(下部組織)出身である、Nefta Gonzalezをマークする堀。

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この試合の数日前に、Mounties Wanderersの監督が辞任し、チームのキャプテンでもあるNefta Gonzalezがプレイングマネジャーとして臨んだこの日、グラウンドには、以前よりも明らかに伸び伸びとプレーしている徳市の姿がありました。

監督が徳市に望んでいたものと、徳市の考えにズレがあったのは事実で、それが今まで、徳市のポテンシャルをピッチ上で発揮する上で、大きな障害物となっていたのかもしれません。

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後半に入ると、攻撃的なポジションに上がり、ペナルティーエリア内にも積極的に侵入していく徳市。日本ではセンターバックが主戦場でしたが、オーストラリアではボランチ、そして状況によっては点に絡むプレーも、徳市には求めれらています。しかしさすが日本の高いレベルでやってきただけあり、そんな役割もそつなくこなしてしまいます。

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結局4-1ででMounties Wanderersが快勝したこの試合、なんと見逃した2点のうち1点は、徳市がミドルシュートと叩き込んだという事で、攻守に渡り、外国人助っ人としての役割をしっかりと果たした、この日の徳市でした。

昨シーズンNPL1から降格し、トップチームの選手の大半がクラブを去った中、若手主体のメンバーで今シーズンに臨んだBlacktown Spartands。そんなチーム状況の中で、この日も堀の存在感はひときわ目立っていましたが、自分一人の力ではどうしようもできないというもどかしささえも、多少なりとも感じられた試合でした。

結局、両チームともファイナルシリーズに進出する事なく、堀、そして徳市の2017シーズンは終了しました。しかし今シーズンの彼らの活躍が、このリーグでの日本人選手の評価を高めたことは、言うまでもありません。

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