今週より、他のNPL1(豪州2部)に所属するクラブの練習に参加している樽谷誠司。先週練習参加したNPL1のManly Unitedからは、95パーセントの可能性で契約できると言われているものの、可能性が100パーセントでない時点で、1パーセントも95パーセントも変わらないという事で、圧倒的なパフォーマンスで自力で契約を勝ち取るという事を目標に、新しいクラブでのこの日の練習に臨みました。
パスの基礎練習から4対4のポゼッションゲーム、そして3チームが一緒に行う変則のハーフコートゲームと続いたこの日のトレーニングでは、ボールタッチ、ドリブル、パスの精度、状況判断といった部分で他の選手を明らかに凌駕していた樽谷誠司。オーストラリアでの生活も2週目に突入し、オーストラリアのサッカーにだいぶ慣れてきたのか、パフォーマンスも1週目に比べ、明らかに良くなっている感じを受けました。
守備面でも後ろから激しくプレッシャーを掛け、ボールを奪う樽谷。奪われた選手もすかさず手を使い、樽谷からボールを奪い返します。通常ではファールを取られるこのようなプレーでも、こういった練習では流す事が多いです。
練習後の監督の指示に耳を傾ける樽谷。とりあえず何を言っているかわからなくても、真剣に聞いている姿を見せるという事も、クラブ側に与える印象としては、決してマイナスではありません。
練習は約2時間で終了。既にこのクラブのオーナーには樽谷の現在の事情を伝えていますが、このクラブの探しているポジション、選手のタイプに合わせて、現在オーストラリアにいる選手、これからオーストラリアに来る日本人選手達の情報も、既にオーナーに伝えてあります。
今日の練習後の夕飯は、中華レストランでの中華うどん。値段の割にボリューム満点で味もグッドですが、とにかく定員の愛想のないところが、中国人以外の客が殆どいない理由なんでしょうね。
とりあえず今夜の練習で、樽谷のManly Unitedとの契約が最終的にどうなるかが決定します。次回のブログをお楽しみに!
豪州フットボーラーズ