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COLUME

(オーストラリアサッカー)英語ができなくてもなんとかなるの?

2019.4.2

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チームと契約する為に、毎日必死になって汗を流している、2019シーズンのニューチャレンジャー達。

海外のより高いレベルでサッカーをするには、サッカーの技術だけでなく、その国の言葉でコミュニケーションを取る能力が、とても重要になってくる。

《英語を話せなくてもなんとかなる!?オーストラリア、セミプクラブのトライアルの様子》

正直な話、日本で大学まで出たチャレンジャーであろうが、高卒で来たチャレンジャーであろうが、オーストラリアに到着した時点での彼らの英語のコミュニケーション能力は、ほぼ皆同じぐらいのレベルにあると言える。

学生時代にサッカーに没頭するあまり、学業をおろそかにしてきたのか、中学一年生レベルの英語も分からない、十以上の数字を英語で言えない選手もいるぐらいだ。

そういった英語のレベルの選手でも、もちろんサッカーが上手ければ、契約してくれるチームはある。

ただ僕が、この仕事に約8年間近く従事してきた中で、【英語でのコミュニケーションがとれないから】という理由で、契約ができないと言われた選手も、数多く見てきた。

そして、多少サッカーの実力は劣るものの、【英語でのコミュニケーションがとれる】という理由で、他の日本人選手を差し置いて契約した選手も、少なからずいた。

要するに、英語でのコミュニケーション能力は、チームと契約する絶対条件ではないが、少なからず影響を及ぼす要素であることは、間違いないと言えよう。

なによりも、まだまだ日本人全体の英語のレベルが高くない分、継続して努力すれば、英語を使っての仕事に就くことだって、難しくはないと思う。

僕自身、オーストラリアに来た17年前は、全くと言っていいほど英語を話せず、時給10ドルのお土産屋さんで日本語を使ってアルバイトをしながら、生活をしていた。

しかし、そこから必死になって英語を勉強し、現在はサッカー英語、そして日本オーストラリアだけでなく、世界中の人脈というものを自分の武器として、自分が好きな事を仕事としながら生きている。

そういった経験をしているからこそ、若いチャレンジャー達には、【英語を死に物狂いで勉強しろ!】と、強く言いたい。

これからの時代を生き抜いて行く為に、ますます必要な能力となっている、英語でのコミュニケーション能力。

この【英語でのコミュニケーション能力】×【サッカー】というキーワードで、新しいプログラムを作れたらと思っている。

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