先週日曜日、大場靖也と牛島寛明が所属する、South Coast Flameの試合に行ってきた。
NPL1に所属するRockdale City Sunsがホームグラウンドとして使っている、Ilinden Sports Centreがこの日の会場。
State Leagueの試合を行うには贅沢すぎほどの立派なスタンドと、素晴らしい人工芝のグラウンドを兼ね備えた場所である。
日曜午後7時からのキックオフにも関わらず、スタンドには70人ほどの観客がいたであろうか。
NPLの試合とは異なり、ライブストリーミングもなく、オフィシャルカメラマンもいないState Leagueの試合。
それでも彼らは、モチベーションを高く持って、毎試合プレーしている。
大場靖也。
牛島と共に、このチームには不可欠な存在である彼。
小柄ながら当たり負けしないフィジカル、そして重心が低いドリブルを武器に、相手ディフェンダーをスイスイとかわしていくプレーを特徴としている。
横浜マリノスジュニアユースから桐蔭学園というエリートコースを歩んだ後、大学を休学してオーストラリアへ渡ってきただけに、是非この地で結果を残してほしい。
牛島寛明。
圧倒的なスピードを持ち、このレベルではもはや誰も止める事の出来ないドリブルを持つ、この男。シュートの精度、決定力さえ上げれば、来季、NPL1でのプレーも不可能ではないと、僕は断言できる。
何よりも、彼の謙虚な人間性が素晴らしい。
今まで数多くの選手をサポートしてきたが、全ての選手が同じ頻度で、このブログに出ている訳ではない。
差別と思われるかもしれないが、僕も人間なので、基本的に好感を持てる選手、人間的にしっかりしている選手を優先的に取材し、ブログに取り上げている。
そういった意味で牛島寛明は、必要以上に、サポートをしてあげたくなる男だ。
ベテランの風格が漂うこの彼、こう見えても実は23歳らしい。(笑)
この日のベストショットがこれ!
ハットトリックを決めれるぐらいのチャンスがあったものの、無得点に終わった牛島。
それでも文句なしで、この試合のMVPを獲得をした。
2-0というスコア以上に、相手を圧倒したこの日のSouth Coast Flame。
大場、牛島のこのチームでの活躍を多くの人に知ってもらうべく、引き続き彼らを追い続けていきたいと思う。
豪州フットボーラーズ