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COLUME

Illawarra Leagueを席巻した男のNPL1チャレンジ

2020.1.9

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Illawarra Premier League最優秀選手と言うタイトルを引っさげ、2019シーズン、NPL1の舞台に足を踏み入れた奥野将平。

Hakoah FCの一員としてプレーするものの、クラブは最下位を記録しNPL2へ降格。

本人もチームと中々フィットせず、これといったインパクトを残す事ができないまま不完全燃焼なシーズンを終えた。

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【Illawarra Premier Leagueの選手達よりも、NPL1の方が個の能力が高い選手が多かった】

と、選手個々の実力差は明確にあったと話してくれた奥野。

しなしながら、

【(Illawarra Premier Leagueでプレーしていた時に所属していた)Albion ParkとHakoah FCを比べた時に、チームの戦力としては両者にほとんど差を感じなかった】

と、Illawarra Premier Leagueのレベルが決して低くないという事も間接的に語ってくれた。


シーズン前から、Hakoah FCがリーグで苦戦するという事は、チームの財政状況、そして選手構成を考えた時にある程度予測できたのは事実である。

だが実際に試合を観に行くと、予想以上に相手チームとの戦力差がそこにはあった。

その中で、慣れないポジションで窮屈そうにプレーする奥野。

才能の飼い殺しとでも言うべきであろうか。

Illawarra Leagueで光り輝いていたその姿は、見る影もなかった。

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だが本人の中では、2019シーズンを決してネガティブには捉えていない。

決して結果は残せなかったものの、

【このレベルでも自分のプレーが十分に通用する】

という手ごたえを掴めたからだと言う。

実力は間違いないく一級品。

その実力をめいっぱい発揮できるチームと契約する事。

それが2020シーズンのオフシーズンに課せられた、奥野将平の最優先ミッションである。

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