オーストラリアでは、Illawara Premier Leagueに所属するWollongong United、そしてNew South Wales NPL1に所属するWollongong Wolvesで合計2シーズンをプレー。
その後、フィリピン1部、マレーシア2部と渡り、マレーシアのクラブとの契約が終わった後は、日本でJリーグ等の練習に参加しながら、チームを探していた川瀬浩太が先週、香港1部に所属する夢想と契約を交わしました。
【香港1部、夢想との契約を交わした川瀬浩太】
ヤフーニュースでも、川瀬の契約の記事が配信されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000196-sph-socc
昨年7月、僕が日本に帰国した際に会った時は無所属だったものの、東京都リーグに所属するチームで汗を流しながら、次の移籍先を模索していた川瀬。
次のチームが決まらない中で、それでも自分を信じ、毎日の厳しいトレーニングに邁進した結果が、この香港1部への入団に繋がったのだと思います。
オーストラリアから他の国へのステップアップを考えているチャレンジャー達にとっても、さらなる【やる気】と【モチベーション】与えてくれるものとなった、今回の彼の移籍。
オーストラリアのIllawarra Leagueという、オーストラリア内でも認知度が低いリーグからでも、アジアの1部リーグへステップアップする事が不可能ではないという事を、川瀬が証明してくれたと言えるでしょう。
【Illawarra Premier Leagueでプレーしていた頃の、川瀬浩太】
川瀬浩太の、オーストラリアでのチャレンジを振り返ったインタビューはこちらから[E:#x1F447]
http://goshuballers.com/2016/10/post-0c62.html
オーストラリアでのチャレンジを終える際に、次のプレー先として、ポルトガル行きを考えていた川瀬。しかし現実的な事を考えた時に、アジアでのチャレンジの方が良いのではないかと結論に達し、【豪州ソリューションズ】のビジネスパートナーに彼を紹介したという経緯があります。
もしあそこで、川瀬がポルトガル行きを選んでいたら、一体どうなっていたのでしょう?それは誰にも分りませんが、香港リーグでプレーする事は恐らくなかったのではないでしょうか。
町田ゼルビアのトライアルに参加している時に、偶然、僕がオーストラリアでマネージメントをしていた川崎大晃と同じチームになり、それが縁でオーストラリアに来ることになった川瀬。
その【全く無名だった】彼をシドニー空港で迎えたときから、ここまで来る過程を全て見ている僕にとって、川瀬には、心底頑張ってほしいと思っています。
豪州フットボーラーズ